人間とは

人間に個性というものが、もしあるのなら、
それは異性を集める為の、恋愛求愛の為にあるにちがいない。
恋愛、求愛をしないモノ、
たとえば、細胞分裂のみで増殖するウィルスなどはまったくの無個性だ。
植物でも求愛をするために美しく個性的な花を咲かせる。

人間に恐怖というものが、もしあるのなら、
それは、ただの情報に違いない。
隣にどんな恐ろしい殺人鬼が住んでいても、なんの情報もなければ、
それは、ただの平穏な日常になるのだ。

人間に記憶というものが、もしあるのなら、
それは、ただの勘違いに違いない。
その勘違いが正しいか間違っているのかは様々だろう。
もし、写真、映像、ノート、PCなど僕たちの記録が全て無い状態で
僕たちがいたら、どれだけ記憶に自信をもてるか。
まず、だと想うと言葉の最後につけてしまうだろう。

人間に愛というものが、もしあるのなら、
それは、あなた自身に違いない。
愛とはあなた自身
自己愛である
私は自分を愛さないという人もいるかもしれないが、
たとえば、僕らは、転んだら痛いのである。
痛いという事は愛なのである。
痛さは愛なのである。
あなたは、愛に包まれているのである。

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