感激屋の飼い猫

雲の中を歩いていると
隣にいた感激屋の飼い猫が
「右に曲がりましょう」
というので、
「こんな雲の中で右も左もないもんだ」
といいながら、猫の言う事をきくと
隣は急に雷雲になり、
僕と猫はそれを綺麗と感激し、
雲の階段を一歩一歩降りながら、
虹に色をつける仕事を完了した。

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