卵百個分の幸せをもらうために
この列にならんで
やっともらえたパスワードは
入り口さえも見つけられなくて
雨がふったと愚痴を言い
帽子が僕を守ってくれた事さえも忘れて
セロハンテープの粘着力じゃ
別れたあの子はもどらないし
優しい言葉は
途中でスタミナが無くなって
リタイアしたマラソン選手のように
悲しくなって
幻の着信音に
心、奪われた
あの青い空が
今も君を包み込んで
コーヒーの中に
RGBを探したところで
とんだ笑い者だった。

 

▼Back

presented by kuwajima