まるで、ことばを知らないもの同士のように
ぼくたちは黙ったままで、
2人乗りの自転車の距離を、
近いような、遠いような
そんな気持ちのドキドキに
気づかれないように
緩やかな坂道がいつまでも
続けばいいと思ってました。

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