子供のように生きたかった。
だけどそんな事はできるわけないんだ。
だって、俺には子供がいるんだ。
だいたい、子供の頃は電車にも満足に乗れないヤツだった。
未だに満足に電車にも乗れないヤツじゃ誰も相手にしてくれない
見ていた風景がちがうんだ。
あの大きな道がいまじゃこんなにちっぽけだ。
あのころの1ケ月のお小遣いじゃ、1日でも足りないくらいだ。
何もかもが、僕の知らないうちに変わっていた。
好きな女も変わっているんだから
大人とは恐ろしいモノだ

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