氷の青空に真夏の太陽が、 気持ちよく風を起こすので 不手際で作られた花火が 一瞬の輝きのために 誰よりも深い闇を のぞんだために 恥ずかしがり屋の太陽が 男物のシャツを着込んで いつもより早い秋を 感じさせるために 赤紫の闇に沈んでいった。
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