怯える日

なにげない日常に不思議な事は存在するもので、
たとえば、絶対開いていないはずの非常扉が開いていたり、
雨でもないのに排水溝から水が溢れていたり
たまたま時計をみると、いつも4時44分だったり、
あたりまえといえば、それで済んでしまう事に
なんとかなくの違和感を感じる事はあるものなのだが、
そんな時に宝くじの発売日が重なっていたりすると
やっぱり、これは買わなくてはならないだろうなんて事を考えたりする。

宝くじでよく人は夢を買うなんていうが、
まあ、その夢は抽選日までの効力しか無く
実際にはほとんどの人が夢破れる事を考えれば
そのお金でおいしい物を食べた方がよっぽど夢があると思うぼくは
ケチな奴か、とんだ、食いしん坊なのだろう。

だいたい、数学的に何億円買えば3億円があたるのだろうか?
40%くらいと言われているから、
だいたい、7億くらい買わないと当たらないわけで、
いや、正確には1等は1ユニットに1個なので、
1組(100000 〜 199999)×100組 × 300円=30億 
買ってやっと当たる確立が100%に近いんだろうけど、
通しで買わなければ、絶対ではない。
30億円使っても外れたら、なんだかね。
恐い、恐い、お上のやる事は恐いね。

これなら、自分が自殺する確立の方がよっぽど高い。
12000万人 割る 35000人 は 3500人くらい
つまり、3500人に1人毎年自殺しているから、
70年生きるとすると、
50人に1人は自殺する事になる。
恐ろしいほどの高確立!!

よっぽど、現実味が出てくる。
え〜ん、恐いよ〜。

これに、事故や病気を入れるといったい
どんな数字になるんだ?

いや、無事に老衰で死んだ人は2万2千人で
死亡者数が全体で97万人ということは
元気に死ねる人が50人に1人くらいしかいないのだ。

うーん、こわいよ〜、元気に死にたいよ〜。

と怯える日があってもいいのかな。

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